Twitter買収後に躍進、一晩で25万ユーザー増も記録したZ世代向けSNS「Hive Social」

Elon Musk氏によるTwitter買収が波紋を呼んだのか、アメリカなどでZ世代向けのSNS「Hive Social」が好調にユーザー数を増やしている。

2022年11月22日に100万ユーザー突破とApp Storeのランキング2位獲得をTwitterで報告。23日には一晩で25万人の新規ユーザーを獲得したと喜びの声を上げた。さらに24日には、App Storeのランキングで1位を獲得しているというユーザーの報告をリツイートしている。

Hiveは、2019年にRaluca Pop氏ら2人の大学生により、iOS版のアプリとしてApp Storeにリリースされた。その後、順調に新規ユーザーを獲得していき、2021年2月にApp Storeのランキングで1位を獲得。2022年11月にはAndroid版もリリースされている。

リリース以来2人で運営してきたため、今回の急激なユーザーの増加でサーバーがダウンするなど、その運用に心配の声も上がっていたが、新たな技術者が加わり、バグの修正やアップデートを行っていることも明かしている。

Hiveの最大の特徴は、パーソナライズアルゴリズムを使用せず、時系列表示することだ。悪質なアカウントの投稿が他ユーザーへ一時的に表示されにくくなるシャドウバンや、優先度の高いアカウントの表示もない。また、プロフィール画面に音楽を設定して自分を表現できるようになっている。広告による収益化を行わない代わりに、この音楽の枠を2つ目から有料で提供している。2枠目は0.99ドル、3枠目、4枠目は1.99ドルだ。

一部でTwitterに代わるサービスになりうるのではないかと話題を呼んでいるHiveは、Spotifyとの連携を発表するなど新たな機能も拡充させていく予定だ。また、現在Webブラウザ版はリリースされていないが、iOS版とAndroid版の運用が安定した後にはWebブラウザ版の開発にも注力すると述べている。

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