IEEE 802.11ac+Bluetooth組み込みモジュールに、WPA3対応の無線LANコンボモジュールを追加 サイレックス

サイレックス・テクノロジーは2022年3月17日、低消費電力無線LANモジュール「SX-SDMACシリーズ」に、SDIOタイプの無線LANコンボモジュール「SX-SDMAC-2532S+」を追加し、グローバルで販売を開始すると発表した。IEEE 802.11 ac/a/b/g/nとBluetooth v5.2 Class2に対応する。オープン価格。

SX-SDMACシリーズは、IEEE 802.11ac+Bluetooth組み込みモジュールで、産業用途で求められる広い温度範囲をサポートする。シリーズに新たに追加されるSX-SDMAC-2532S+は、日本、アメリカ、カナダ、欧州の電波法に適合しており、モジュールとして各国の無線認証の取得を予定。対応する無線LANドライバーと合わせて利用することで、スムーズな製品の無線LAN化をサポートする。

無線LANの最新セキュリティ規格であるWPA3 Personal/Enterpriseに対応しており、医療機器、産業機械、テレメトリー機器、オフィス機器など秘匿性の高い情報を取り扱うネットワークに導入できる。

同製品の機器への組み込み開発プロセスによって、同社が発売するIEEE 802.11ac対応アクセスポイント「AP-200AC」、外付けワイヤレスブリッジ「BR-500AC」と組み合わせて検証と運用ができる。SX-SDMAC-2532S+の出荷は、2022年7月開始を予定している。

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