ルノーの名車「5(サンク)」が、デビュー50年目にEVとして復活

仏Renaultは2022年7月4日、誕生50周年を迎える同社の「Renault 5(サンク)」を、EVとして「Renault 5 Diamant」のネーミングで復活させると発表した。Renault 5 は1972年から1984年にかけて、世界で500万台以上販売された同社のシンボル的モデルだ。

同モデルの企画には、フランス人のアート&クラフトデザイナーPierre Gonalons氏が協力した。自動車とインテリアの特徴を融合し、未来のEVのビジョンを表現したという。

外観は、初代Renault 5のシルエットを踏襲した。ボディカラーは、ピンク色のベースにゴールドの顔料を乗せてニスで覆った3層構造。これにより、太陽の下ではゴールド調、暗闇では青みがかった色に見えるという。

操作系は、ドアロック用の指紋センサー、3ポジション(前進、ニュートラル、後退)のシーケンシャルシフトレバー、丸型3連デジタルメーター(速度、バッテリー、時計)を持つ。ナビゲーションとインフォテインメント機能は、ダッシュボードのクレードルにドライバーのスマートフォンをセットして操作する。特徴的なステアリングホイールは、カーボンに大理石をあしらいつつも、操作性も配慮されている。

Renault 5 Diamantは実車とNFTのデジタル・ツインをセットで、オークションに出品予定。売却代金は音楽とスポーツに関連するCSR(Corporate Social Responsibility)プロジェクトに寄付される。

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RENAULT 5 DIAMANT, AN ELECTRIC SHOW-CAR DEVELOPED WITH PIERRE GONALONS FOR THE MODEL’S 50TH ANNIVERSARY

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