- 2022-9-3
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- CSR(Corporate Social Responsibility)プロジェクト, EV, NFT, Pierre Gonalons, Renault, Renault 5 Diamant, Renault 5(サンク), シーケンシャルシフトレバー, ステアリングホイール, 丸型3連デジタルメーター
仏Renaultは2022年7月4日、誕生50周年を迎える同社の「Renault 5(サンク)」を、EVとして「Renault 5 Diamant」のネーミングで復活させると発表した。Renault 5 は1972年から1984年にかけて、世界で500万台以上販売された同社のシンボル的モデルだ。
同モデルの企画には、フランス人のアート&クラフトデザイナーPierre Gonalons氏が協力した。自動車とインテリアの特徴を融合し、未来のEVのビジョンを表現したという。
外観は、初代Renault 5のシルエットを踏襲した。ボディカラーは、ピンク色のベースにゴールドの顔料を乗せてニスで覆った3層構造。これにより、太陽の下ではゴールド調、暗闇では青みがかった色に見えるという。
操作系は、ドアロック用の指紋センサー、3ポジション(前進、ニュートラル、後退)のシーケンシャルシフトレバー、丸型3連デジタルメーター(速度、バッテリー、時計)を持つ。ナビゲーションとインフォテインメント機能は、ダッシュボードのクレードルにドライバーのスマートフォンをセットして操作する。特徴的なステアリングホイールは、カーボンに大理石をあしらいつつも、操作性も配慮されている。
Renault 5 Diamantは実車とNFTのデジタル・ツインをセットで、オークションに出品予定。売却代金は音楽とスポーツに関連するCSR(Corporate Social Responsibility)プロジェクトに寄付される。