無負荷時の消費電力がゼロに。Texas Instrumentsが新型スマート・ダイオード・コントローラ発表

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米Texas Instrumentsは2015年11月16日、スマート・ダイオード・コントローラ「LM74610-Q1」を発表した。

グラウンド電流をゼロにするフローティング・グラウンド・アーキテクチャの内蔵により、LM74610-Q1は業界初の無負荷時ゼロ電力化に成功。その結果、バッテリーの放電防止や動作時間の延長を実現した。電力効率では、ショットキー・ダイオードやPチャネルMOSFETを上回ったという。

同製品の主な用途は、大電流の産業用電動工具や車載機器の逆極性保護、並びに2個の代替電源をOR接続しての冗長性確保など。車載機器については、4kVのESD(静電気放電)保護で「AEC-Q100」車載規格の認証を取得済み。その上、45Vの逆耐圧で自動車内の過渡電圧に対する保護を提供できる。

なお、同社製の「CSD17313Q2Q1」NチャネルMOSFETと組み合わせても使用可能。電源と直列接続して逆流性が発生した際、MOSFETのゲートを放電することで、ダイオード整流器が不要になる。

LM74610-Q1は、目下供給中。パッケージは、3mm×5mm×1.1mmの8ピンVSSOP。参考単価は、1000個注文時で1.25ドル。LM74610-Q1の評価モジュールも用意している。

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