富士通、子会社設立でユビキタス事業の競争力を強化

富士通は2015年12月24日、パソコンやスマートフォンを中心とするユビキタスビジネスの体質強化をにらんで、簡易会社分割により子会社を新設すると発表した。2016年2月1日に発足する。

ユビキタス製品は、年々コモディティ化が加速。商品の差別化が困難になった結果、台頭するグローバルベンダーとの競争が激化している。

こうした状況に対応するため、富士通は今回の子会社設立を決議。迅速な経営判断や効率的な開発体制の実現など、競争力の強化を目指す。

ノートPCおよびデスクトップPC事業は、新子会社・富士通クライアントコンピューティングが継承。携帯端末事業は、同・富士通コネクテッドテクノロジーズが受け継ぐという。

会社分割に当たっては、いずれの子会社でも普通株式8000株を発行。その100%を富士通が保有するとしている。

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