世界初となる0.65Vで動作可能なアナログリニアICを開発

SIMPLEX QUANTUMは2016年2月2日、同社の特許取得済技術を用いて、0.65Vで動作するアナログリニアIC「SX-001(試作品)」を開発したと発表した。

同社によると、世界標準である「LM10」の動作電圧が1.1Vであるのに対して、SX-001は0.65Vから0.8Vで動作するという。

省電力化により、IoTデバイスの長期稼働や、電圧変換ロス削減によるエネルギー・ハーベスト・システム(環境発電)の効率化が図れる。エネルギー・ハーベスト・システムを効率的に稼働することで、モバイル端末やウェアラブル端末、センサなどの無充電長期運用も可能としている。

今後は、さらに低電圧の0.35Vで動作可能な超低電圧半導体の開発を目指すという。

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