- 2016-2-3
- ニュース, 製品ニュース
- SIMPLEX QUANTUM, SX-001, アナログリニアIC
SIMPLEX QUANTUMは2016年2月2日、同社の特許取得済技術を用いて、0.65Vで動作するアナログリニアIC「SX-001(試作品)」を開発したと発表した。
同社によると、世界標準である「LM10」の動作電圧が1.1Vであるのに対して、SX-001は0.65Vから0.8Vで動作するという。
省電力化により、IoTデバイスの長期稼働や、電圧変換ロス削減によるエネルギー・ハーベスト・システム(環境発電)の効率化が図れる。エネルギー・ハーベスト・システムを効率的に稼働することで、モバイル端末やウェアラブル端末、センサなどの無充電長期運用も可能としている。
今後は、さらに低電圧の0.35Vで動作可能な超低電圧半導体の開発を目指すという。