Diodes社、AEC-Q100準拠、PPAP対応のコンパレータIC、オペアンプICの新製品

米Diodesは2016年2月5日、AEC-Q100グレード1に準拠し、PPAPに対応したコンパレータICとオペアンプICの新製品を発表した。

今回発表されたのは、コンパレータICとオペアンプICの、それぞれ4チャネル(クアッド)および2チャネル(デュアル)の計4モデルだ。コンパレータICのクアッドモデルが「LM2901Q」、同デュアルモデルが「LM2903Q」、オペアンプICのクアッドモデルが「LM2902Q」、同デュアルモデルが「LM2904Q」となる。

全モデルとも、車載用電子部品の信頼性規格であるAEC-Q100のグレード1に準拠しており、動作温度は-40℃~+125℃を確保している。また、自動車業界で用いられる生産部品承認プロセスPPAP(Production Part Approval Process)に全モデルとも対応している。

公開されたコンパレータICの特性は、電源電圧レンジ(Vcc)が+2~36V、消費電流(+5V駆動時)がクアッドモデルが0.9mA、デュアルモデルが0.6mA、最大入力オフセット電圧が7.0mV、入力バイアス電流(標準値)が25nA、コモンモード電圧範囲が0~(Vcc-1.5)V、出力タイプはオープンコレクタとなっている。

オペアンプICの特性は、電源電圧レンジ(Vcc)が+3~36V、消費電流(+5V駆動時)がクアッドモデルが0.9mA、デュアルモデルが0.6mA、最大入力オフセット電圧が7.0mV、入力バイアス電流(標準値)が25nA、コモンモード範囲電圧が0~(Vcc-1.5)V、出力(シンク時)が16mAとなっている。

パッケージは、コンパレータICとオペアンプIC共通で、クアッドモデルがSO-14とTSSOP-14の2種類、デュアルモデルがSO-8、MSOP-8およびTSSOP-8の3種類を用意した。

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