ST、「常時オン」機能を強化した低消費電力6軸センサ・モジュールを発表

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STマイクロエレクトロニクスは2016年2月22日、低消費電力で小型の6軸センサ・モジュール「LSM6DSL」と「LSM6DSM」を発表した。現行品と比較して、スマートフォンやウェアラブル端末、ゲーム・コンソールやドローンなどに不可欠な「常時オン」モーション・センサの連続動作時間を延ばし、光学式手ブレ補正(OIS)の性能を向上させたという。

LSM6DSLとLSM6DSMは、ジャイロ・センサの設計を強化し、高い電力効率のデータ・バッチ・モードを導入している。結果として、現行品のLSM6DS3やLSM6DS3Hと比べ、消費電力を最大50%削減した。

さらにジャイロ・センサの精度が向上したことで、光学式手ブレ補正、視覚的位置検出、ジェスチャ認識などの機能が強化された。また、加速度センサにより、歩行運動の検出や歩数計、傾き検出、特定モーション検出などの機能を内蔵する。

LSM6DSMは、カメラのOIS向けに専用の処理機能とシリアル・ポートを搭載する。ノイズを40%低減したジャイロ・センサと設定可能なフィルタの組み合わせにより、従来品の「LSM6DS3H」よりも性能が向上している。

また、ディスクリート・センサでOIS機能を構築した場合に比べ、部品点数や基板スペースを削減するだけでなく、消費電力も他の設計の1/6未満に低減できる。

LSM6DSLとLSM6DSMは、LSM6DS3/Hとピン・フットプリント互換性がある14ピンLGAパッケージで提供され、2016年第2四半期から入手可能となる予定だという。単価は1000個購入時に、LSM6DSLが1.99ドルで、LSM6DSMが2.50ドルとなる見通しだ。

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