三菱エンジニアリングプラスチックス、独自の原着化技術で高意匠性ポリカーボネート樹脂を開発

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三菱エンジニアリングプラスチックスは2016年4月15日、独自の原着化技術により高意匠性ポリカーボネート樹脂を開発したと発表した。一般的なポリカーボネート樹脂は、特殊な金属調や偏光調色を施すと成形性や衝撃性の低下が発生しやすくなる。そのため、同社は特殊な染顔料をポリカーボネート樹脂に配合することで、成形性や衝撃性を維持したままポリカーボネートへの調色を達成した。

種類は金属調(金、銀、銅)、偏光パール、偏光メタリック、蓄光、透明蛍光青、光輝材の併用(蓄光、透明蛍光青、メタリックの併用品)の6つ。これらの意匠性ポリカーボネート樹脂は、現在塗装を必要としているアミューズメント、自動車内装、ABS樹脂塗装部品の代替に最適だという。

金属調(金、銀、銅)は、塗装並みの外観を表現できるほか、偏光やラメを加えると高級感をより一層演出できる。ただし、ウエルド模様などの発生があるため、金型設計などに注意が必要だ。

偏光パールは、角度によって色調が大幅に変化するため、多面体や曲面形状での使用が効果的。また、偏光性と光輝性の高さにより、指紋付着や擦り傷が目立ちにくくなる。金属調と同様にウエルド模様などの発生があるため、金型設計などに注意が必要となる。

偏光メタリックは、ピアノブラックやヒート&クール成形との併用により、ウエルド模様の発生が目立ちにくくなり、ピアノブラック以上の高級感や形状演出が可能になっている。蓄光は、紫外線や可視光線を吸収して持続的に発光する。緑色の蓄光に加え、青緑や青色の蓄光をラインナップしている。

透明蛍光青は、紫外線によってエッジ部分が青色に発光する。シボや形状を工夫すれば、文字の浮き出しや光の演出ができるという。光輝材の併用は、蓄光、透明蛍光青、メタリックの併用により、多彩な光演出が可能だ。

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