- 2023-2-9
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- Elbit Systems UK, Human Machine Teaming, Legion-X System, Magni-X, Martin Fausset, micro-UAS(micro-Uncrewed Aerial Systems), イギリス国防省, イギリス陸軍, クアッドコプター, ジンバル装置, スウォーミング, ドローン, 垂直離着陸(VTOL), 電子光学/赤外線(EO/IR)センサー
英Elbit Systems UKは2023年1月12日、同社の小型ドローン「Magni-X」をイギリス国防省へ納入する契約を獲得したと発表した。Magni-Xの形態は、世界各地の軍隊で運用実績のあるクアッドコプターのうち、垂直離着陸(VTOL)型のmicro-UAS(micro-Uncrewed Aerial Systems)に分類される。
Magni-Xの重量は約2kgで、バックパックに収納して携帯できる寸法だ。自律飛行の機能を持ち、追加機能「Legion-X System」を統合することで、多数の機体群による「スウォーミング」飛行ができるようになり、地上の歩兵を支援する。
Magni-Xに搭載できるペイロードは、電子光学/赤外線(EO/IR)センサーとジンバル装置を持つカメラなどが用意され、長距離偵察能力を備える。また飛行中、レーダーや音響上の痕跡が小さく敵から探知されにくいため、近距離偵察能力にも優れる。なお、一回の飛行時間は、最大60分だ。
この納入契約は、イギリス陸軍が推進する「Human Machine Teaming」フレームワークの一部と位置付けられ、装備品の調達部門から受注している。計画では2023年半ばまでに陸軍専門部隊に納入し、運用される予定だという。
同社CEOのMartin Fausset氏はコメントのなかで、この契約が同社にとって、イギリス軍に先進的なUASシステムを供給するための新たなマイルストーンになるとの趣旨を述べた。
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Elbit Systems UK to deliver Magni-X UAS for British Army | Elbit Systems UK