イーソル、モデルベース並列化ツール「eSOL MBP」を発表

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イーソルは2016年5月9日、マルチ・メニーコアハードウエア環境向けのソフトウエア開発を支援するモデルベース並列化ツール「eSOL MBP」のプロトタイプを発表した。設計意図を反映した並列コードを自動生成できるという。

eSOL MBPは、MathWorksのモデルベースデザインツール「Simulink」で設計された制御モデルから生成されるCソースコードを並列化。Cソースコードに加えて、Simulinkで作成したブロック線図を解析することで、図の信号線からデータフローを正しく把握し、制御アルゴリズムを設計者の意図通りに並列化する。

ブロック線図のブロックを単位として並列性を抽出した後は、実装するマルチ・メニーコアプロセッサのアーキテクチャや性能情報をもとに実行性能を見積もる。それらの情報をもとに分割されたブロック群の各コアへの割り当てを実行し、並列コードを自動生成する。性能の見積もりには、米Multicore Associationが策定したXML形式のハードウエア構造記述仕様「SHIM」を利用している。

イーソルは現在、ルネサスエレクトロニクスのRH850マルチコアマイコンに対応するPILS(Processor In the Loop Simulation)環境自動構築ツール「Embedded Target for Renesas CS+」(開発中)のサポートを進めており、連携部分を「Renesas RH850 PILS Package」(仮称)としてリリースする予定。PILS環境を利用することで、性能見積もりに加え、実際のコア割り当て後の性能評価もできるようになる。

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