T4C、グローリーの人事データベースに「Rosic」を導入 キャリア形成をサポート

システム導入コンサルティングのT4Cは、グローリーの全社的な人材データベースとして、インフォテクノスコンサルティングの「Rosic(ロシック)人材マネジメントシステム」を導入し、グローリーの2015年度のキャリア面談を通じて社員3000人の85%の職務経歴情報をデータ化したと発表した。これまで直属の上司のみが把握していた部下の情報を社内で管理することで、社員のキャリア形成をサポートする。

Rosic人材マネジメントシステムは、「人材マネジメントにITを活用する」ことを目的に2002年に発売された製品。様々な情報を一元管理できる人材データベースを中心に、組織分析・編成システム、組織情報管理システムなど、企業の人材マネジメントに求められる機能を拡張している。

グローリーでは、近年英国企業を買収しグループ社員の3分の1が外国人になるなど、多様化する就労環境のなかで、従業員のキャリア形成のためのサポート基盤確立が求められていたという。

Rosicの導入により、基礎人事情報に加え、一人ひとりのこれまでの経験した業務・取得した専門知識・資格・社外での学習活動など、今まで会社として管理把握できていなかった情報を一元管理し、活用できるようになった。

社員は毎年「経験した業務や取得知識、資格」「自己PR」「課題」を記入してキャリアの振り返りを行う。それらの情報は、直属の上司およびその上位役職者すべてが閲覧可能になり、キャリア面談で活用される。このため、今までよりも踏み込んだ人材の育成が可能になったという。

さらに、各社員の声、状況をより具体的に把握できるようになったことで、個別の人事異動計画の策定から多様な働き方などの全社的な施策の立案・見直しができるようになったとしている。

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