トヨタ、LEXUS「LS500h」発表 V型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステムを採用

トヨタは2017年3月7日、LEXUSのフラッグシップセダン「LS500h」を、同日から開催されている2017年ジュネーブモーターショーの場で発表した。

LS500hは、2017年北米国際自動車ショーで発表されたLS500のハイブリッドモデルだ。V型6気筒3.5Lエンジンと走行用モータに自動変速機構を組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを採用した他、最先端の予防安全パッケージによる安全運転支援を備える。

V型6気筒3.5Lマルチステージハイブリッドシステムでは、2つのモータを使用したLEXUSのハイブリッドシステムに、有段ギアの自動変速機構を組み合わせることで、エンジンとモータの両方の出力を制御できるようになった。これによりエンジンの高回転化に加えて、低速域ではエンジン使用領域を高回転側に拡大し、低速から力強い駆動力を生み出すことができるようになった。

さらに低速域から高速域まで、システム効率の高い動作点を選択してEV走行領域も拡大することで、”エモーショナルな走り”と燃費性能に優れた性能の両立が可能になったという。

予防安全パッケージによる安全運転支援では、車両への追突や対歩行者、走路逸脱、交差点での出会い頭の4つの重大な事故を招く状況をカバーし、危険な状態に近づく前の「注意喚起」や衝突回避の状態での自動操舵を利用した「操舵回避」など、事故防止を支援する新機能を搭載した。

その他、折り紙にヒントを得て、手作業で独特のプリーツ状の折り目をつけたドアリムなどの個性的なインテリアや、新たに開発した「GA-Lプラットフォーム」によるこれまでの4ドアセダンとは違うクーペシルエットなどが特徴だという。

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