- 2018-7-25
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- IPD, MOSFET, TPD7212F, アナログ素子混載プロセス, 東芝デバイス&ストレージ
東芝デバイス&ストレージは2018年7月24日、車載3相ブラシレスモーター用パワーMOSFETのゲートドライバIPD(インテリジェントパワーデバイス)「TPD7212F」 を製品化し、8月から量産、出荷を開始すると発表した。
TPD7212Fは、同社最新のアナログ素子混載プロセス(BiCD)を採用し、小型WQFN32パッケージ (5×5mm) に搭載。同社従来製品 「TPD7210F」 と比べて、実装面積を約1/4に削減できるため、機器の小型化が可能だ。
また、ドライバ電源電圧や出力端子電圧診断機能、過電圧保護機能、そして、チャージポンプ回路を内蔵している。動作温度は-40℃から150℃と広く対応。車載用電子部品規格AEC-Q100に準拠した信頼性をもつ。さらに、3相ブラシレスモーター用パワーMOSFETのゲート駆動が可能だという。
応用機器としては、12V系システムEPSやオイル/ウォーターポンプなどの車載用モータードライブを想定している。