三菱ふそう、新型4気筒エンジン「4V20」型搭載の中型トラック「ファイター」新モデルを発売――低燃費と高積載を両立

4V20型エンジン

三菱ふそうトラック・バスは2018年8月27日、中型トラック「ファイター」に新型4気筒エンジン「4V20」型搭載モデルを追加し、8月から販売を開始したと発表した。

今回発売の4V20型エンジン搭載モデルは、平成28年排出ガス規制に適合し、平成27年度重量車燃費基準+5%を達成。さらに6気筒エンジン(6M60型)搭載車に対し重量を最大約300kg軽減したことで、車両総重量8tクラストップの積載量を確保した。

4V20型エンジンの総排気量は3.9L、ボア×ストロークは104×115mm、最大出力は125kW、最大トルクは520Nmとなっている。燃料噴射システムはコモンレールシステム(180Mpa)、ターボチャージャーはウエストゲート付きターボチャージャーを採用。また、クールドEGR(排気再循環システム)と、DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)でPMを低減した後に尿素水でNOxを除去するBlueTecシステムを搭載し、排気ガスを削減する。

この他、新モデルでは発進時にエンジン回転数をアップし、発進をサポートする「ふそうローンチアシスト」を標準搭載。準中型免許車両対応(車両総重量7.5t)車ではフルキャブ、広幅キャブ、エアサス仕様車を設定した。

2PG-FK71NJ(撮影用特別仕様車)

4V20型エンジン搭載のファイター「2PG-FK71NJ」は、東京地区では729万5400円(税込)で販売される。

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