導入済みロボットシステムに7軸目を追加可能――キャプテンインダストリーズ、「ロボット用7軸アクチュエーター」を発売

キャプテンインダストリーズは2018年9月6日、ワーク搬送やピック&プレースとして使用されている6軸ロボットの可動範囲を広げるロボット用走行軸として、伊ローロン(ROLLON)の「ロボット用7軸アクチュエーター」を2018年9月下旬から日本国内で本格販売すると発表した。

この、ロボット用7軸アクチュエーターのリニア軸を導入済みのロボットシステムに追加すれば、さらに複雑な作業やこれまでとは違う作業/操縦の追加が可能になり、高効率化や高い生産性への寄与が見込めるという。


ロボット走行台車は、最大ストローク長46mまでロボットの可動範囲を拡大でき、2000kgまでのロボットを高速で移動できる。これにより、小型で安価なロボットでも大きなロボットと同じ作業エリアをカバーできるようになる。ローロンが持つ40年以上のリニアモーション製品の開発と生産経験をもとに開発したもので、さまざまなタイプのロボットに対応できるよう7つのサイズから最適な仕様が選べる。

駆動システムには、高精度に仕上げられたヘリカルラック&ピニオンを採用し、スムーズな動作と静音性を実現した。また、設置面の状態に合わせたレベル調整機構も備えている。さらに、調整可能なスチール製レベリングプレートによって、システムの組み付けが容易となっているほか、プロテクションもカバーなし、リニアガイドとラックへのライトカバー仕様など、使用状況に応じて選べる。

同社は、中小から大手まで、さまざまなロボット導入企業をターゲットに、本年度200システムの販売を目指すとしている。

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