JR東海、ハイブリッド方式の次期特急車両(試験走行車)の新技術を発表――安全性を高める技術を複数導入

新型台車枠

東海旅客鉄道(JR東海)は2018年12月12日、ハイブリッド方式の次期特急車両(試験走行車)について、新たに導入する技術を発表した。2019年末に走行試験を開始する予定だ。

今回発表したハイブリッド方式の車両には、安全性を高めるために新型台車枠を導入し、さらに振動検知装置を搭載した。

鉄道車両の足にあたり、車両のほぼ全荷重を支える台車枠は、一体成型により溶接箇所を低減。台車枠を構成する横ばりのツナギを一体化することなどにより、313系電車との比較で重要溶接部を約6割削減した。

また、振動検知装置により、台車の振動状態を常時監視する。異常が発生した場合、迅速に検知し、運転台に表示可能だ。

さらに、車両/地上間のデータ通信機能も充実させた。車両状態のデータを車両基地等にリアルタイムに送信し、メンテナンスに活用することで異常の発生を抑制できる。また、ダイヤが乱れた時に運行情報を客室内の案内表示器に表示する機能も搭載している。

今後は、2019年末の完成後、1年間を目途にハイブリッド技術の確立に向けた基本性能試験、長期耐久試験等を行うという。量産車については、2022年度を目標に投入する方向で検討を進めるとしている。

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