いすゞ、「エルフ」のハイブリッド車などを改良――燃費性能を改善、先進安全装置を標準装備

ハイパフォーマンスディーゼル「4JZ1」

いすゞ自動車は2019年5月30日、小型トラック「エルフ」のハイブリッド車などを改良したと発表した。

対象は、ハイブリッド車と車両総重量7.5トンを超えるディーゼル車だ。ハイブリッド車には、平成28年度排出ガス規制に対応し、クラストップレベルの燃費性能を持つ「4JZ1」エンジンを搭載。排ガス規制対応と燃費を両立させ、平成27年度燃費基準+15%を達成した。これにより低排出ガス車認定を取得し、新車購入時の自動車重量税および自動車取得税が免税となる。

また、市街地などでの事故を想定し、検知能力に優れたステレオカメラを国内トラックで始めて搭載。障害物を立体的に検知して、危険を察知した場合に警報や制動装置を作動させることで衝突回避を支援する。

これまでハイブリッド車には搭載されていなかった遠隔データ活用向けの通信端末を、ハイブリッド車にも搭載。インターネットを活用した高度純正整備「PREISM」に対応する。

さらに、7.5トン以上のディーゼル車を対象に、アクセルとフットブレーキを同時作動させた場合にブレーキを優先させる「ブレーキ・オーバーライド・システム」を標準装備する。

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