- 2019-7-4
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- 48V電源システム, Audi Q8, Bサイクル, V型6気筒3.0リットル TSFI, アウディジャパン, アウディバルブリフトシステム(AVS), オルタネータースターター(BAS), フルサイズSUV, マイルドハイブリッドシステム(MHEV), 小型リチウムイオン電池
アウディジャパンは2019年7月3日、マイルドハイブリッドシステム搭載のクーペスタイルのフルサイズSUV「Audi Q8」を発表した。
Audi Q8には、新開発の48V電源システムを中心とするマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載。48V電源システムは、容量10Ahの小型リチウムイオン電池とクランクシャフトに連結されたベルト駆動のオルタネータースターター(BAS)から構成されており、燃料消費を100km当たり0.7リットル削減した。また、55~160km/hの範囲では、スロットルペダルを戻すとエンジンを停止して、最大40秒間の惰性走行が可能。さらに、22km/h以下でのエンジンのストップ&スタートと最大12kWもの高いエネルギー回生能力も実現している。
一方、エンジンは、最高出力250kW(340ps)と最大トルク500Nmを発揮するV型6気筒3.0リットル TSFI を採用。0~100km/hを5.9秒で加速し、最高速度は250km/hに達する。低い回転域でも500Nmの最大トルクを発揮。排気バルブとタービンまでの距離を短くすることで、俊敏な過給レスポンスを実現した。また、中間負荷域で効果を発揮する「Bサイクル」燃焼方式とともに、アウディバルブリフトシステム(AVS)を採用することで、高い燃費効率を実現した。
9月3日より、全国のアウディ正規販売店を通じて販売を開始するという。