- 2019-8-19
- 化学・素材系, 技術ニュース
- GSアライアンス, セルロースナノファイバー, デンプン系生分解性プラスチック, ポリカプロラクトン, ポリブチレンアジペートテレフタレート, ポリブチレンサクシネート, ポリ乳酸, 分解性樹脂
GSアライアンスは2019年8月6日、ポリ乳酸、ポリブチレンサクシネート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、デンプン系生分解性プラスチック、ポリカプロラクトンなどの各種生分解性樹脂とセルロースナノファイバーを複合した材料でフィルム/シートを試作、サンプル販売を開始したと発表した。
フィルム/シートの幅は30cm、Tダイ成形法を用いていることから長さは調整して製造できる。また今後の需要に応じて、より大きな幅のフィルム/シートも製造できるように検討を進めているという。なお、幅30cm以下の簡易的な袋は既に販売可能だ。
さらに、同社の「Nano Sakura」をブランド名とするトレイ、食器などの各種成形品にも同材料を用いてビジネス展開する予定だ。