5G世界市場、2025年には41億契約超に――2019年は850万契約にとどまるも、各国で商用サービスが始まり爆発的に増加の見通し 矢野経済研究所予測

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5G(第5世代移動体通信システム)主要国別サービス契約数予測

矢野経済研究所は2019年9月9日、5Gの世界市場調査結果を発表した。調査結果によると、2019年の世界の5Gサービス契約数は850万契約の見込み。2025年には41億3400万契約に達すると予測している。

5Gは2019年4月に韓国、米国で商用サービスが始まった。その後EUの一部でも商用サービスが開始されている。また、世界最大の携帯電話市場である中国では、2019年秋に商用サービスを開始する計画で、2019年の世界の契約数は850万契約になる見込みだ。日本でもNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクそして楽天モバイルの4社に対して5G免許が交付され、2020年春を目処に商用サービスを開始する予定だ。

5G市場は中国市場が牽引する見通しだ。新規契約数は鈍化傾向にあるが、5G導入にあたっても、4Gの際と同様に政府主導でさまざまな施策を実施して市場を育成すると見込まれる。インフラ整備は主要都市で既に完了していると言われ、2019年秋のサービス開始と共に、垂直的に契約数が立ち上がり、2021年には1億契約になると予測。その後も爆発的にサービス契約数が増加し、世界市場を牽引していく見通しだ。

また、中国では既に基地局が40万局設置されていると言われ、その実績に加えて技術的な面でも既に欧米のメーカーを上回っている可能性があるという。一方、米国と中国の貿易摩擦の影響で世界各国の市場で中国メーカー排除の動きが広がり、そうした際にインフラ構築スケジュールに遅延が出る可能性が高いとみている。

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