シティモードで航続距離365kmも可能に――新型電動バイク「ZERO SR」シリーズ

Photo: Business Wire

米Zero Motercyclesは2021年11月4日、電動オートバイ「ZERO SR」「ZERO SR/S」「ZERO SR/F」の2022年モデルを発表した。バッテリーの改良により、エネルギー密度が従来比で最大20%向上した。速度や走行距離の向上もソフトウェアアップグレードで可能になる。

2022 SRには、ZFORCE 14.4+kwhリチウムイオンバッテリーとZF 75-10モーターを搭載し、最高速度は104mph(約167km/h)、ピークトルクは122ft・lb(約165Nm)に達する。14.4+kwhバッテリーは2022 SRのほか、SR/SとSR/Fの標準モデルにも搭載される。

バッテリーは、14.4+kWhのほかに15.6+kWhモデルも用意しており、2022 SR/SとSR/Fのプレミアモデルに搭載される。バッテリー容量は17.3kWhまでアップグレード可能で、さらに3.6kWh Power Tankを追加すると、約21kWhにまで増やせる。

OS「Cypher III+」がマーケットプレイス「CypherStore」と連携しているので、オンデマンドでアップグレードできる。急速充電、航続距離延長、速度と性能の向上、パークモード、グリップヒーター、オンダッシュナビを第1弾の拡張機能として提供する。

2022 SRにこれらアップグレードを適用すると、バッテリーは78分で95%まで充電可能で、航続距離はシティモードで227マイル(約365km)まで伸ばせる。2022 SRの価格は1万7995ドル(約205万円)で、2022年第1四半期のリリースを予定している。

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