ロールスロイス、ビジネスジェット向け新エンジン「Pearl 700」を発表

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ロールスロイスは2019年10月22日、ビジネスジェット向けのPearlエンジンシリーズに、「Pearl 700」を追加すると発表した。ガルフストリーム・エアロスペースの新型航空機「Gulfstream G700」用のエンジンとなる。

現在、ロールスロイスがエンジンを供給するビジネスジェットは3200機以上ある。特にガルフストリームとは、60年前に「Gulfstream I」向けとして4500台のエンジンを納入して以来のパートナーシップがある。

今回発表されたPearl 700は、ビジネスジェット向けの最も効率的なコアである「Advance2」エンジンコアと最新の低圧システムを組み合わせたものだ。高効率の51.8インチのブリスクファン、24:1の圧力比と6ステージコンプレッサー、超低排出燃焼器、2段シュラウドレス高圧タービン、強化された4段低圧タービンなどから構成されている。

Pearlエンジンシリーズの最新版となるPearl 700では、従来型の「BR725」エンジンと比較して、離陸推力は18250lbと8%増加した。また、クラス最高の低ノイズと排気性能を維持しながら、推力対重量比が12%、効率が5%向上している。その結果、高効率ながら音速に近いマッハ0.925で飛行できる。

2018年に導入されたPearlエンジンシリーズは、最新の振動検出機能を備えた「Engine Health Monitoring System」や、遠隔エンジン診断を組み入れている。さらに双方向通信が可能で、地上からリモートでエンジン監視機能の設定を変更できる。より優れたサービスのため、クラウドベースの分析、スマートアルゴリズム、人工知能(AI)の活用も拡大しているという。同エンジンは、現在、包括的なテストプログラムを受けている。

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