【エンジニア意識調査】エンジニアの63.4%が「老後のために貯蓄をしている」、現在「2001万円以上」貯蓄があるのは8.6%

ポイント

  • エンジニアの63.4%が「老後のための貯蓄がある」
  • 老後のために必要だと思う貯蓄額「2001万円以上」エンジニアの45.0%、現在の貯蓄額が「2001万円以上」は8.6%
  • 老後のために必要だと思う貯蓄額の理由1位は「年金にあまり期待できないので」

調査概要

エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」は、30~64歳の現役世代社会人1000人を対象に、「老後のための貯蓄」に関するアンケート調査を行いました。

老後、公的年金以外に2000万円が必要と試算した金融審議会の報告書が先日撤回されました。「老後2000万円」問題については報道で多くの人が目にしたのではないでしょうか。撤回はされたものの、定年退職後の生活に不安がなくなったわけではありません。現役世代はどのくらい老後に備えているのでしょうか。30~64歳の現役会社員を対象に、老後のための貯蓄についての調査を行いました。

関連記事:【エンジニア意識調査】現役エンジニアの81.2%が「定年後も働きたい」。必要なのは「資格」「体力」「コミュニケーション能力」

調査結果サマリー

エンジニアの63.4%が「老後のための貯蓄がある」

・30~64歳の現役会社員に、現在の老後のための貯蓄額について聞いたところ、「エンジニア」の63.4%、「非エンジニア」の56.0%が「貯蓄がある」と回答した。貯蓄のある人は「非エンジニア」よりも「エンジニア」の方が7.4ポイント多かった。

・先ほどの結果を現在の年収別に集計した。現在の年収が「~199万円」(52.9%)、「200~399万円」(53.1%)の人でも5割以上が「貯蓄がある」と回答している。

老後のために必要だと思う貯蓄額「2001万円以上」エンジニアの45.0%、現在の貯蓄額が「2001万円以上」は8.6%

・老後のために必要だと思う貯蓄額について聞いたところ、「2001万円~」と回答した人「エンジニア」は45.0%、「非エンジニア」は41.4%だった。
・先ほどの調査で現在の貯蓄額が「2001万円~」と回答した「エンジニア」は8.6%、「非エンジニア」で7.4%だった。

老後のために必要だと思う貯蓄額の理由1位は「年金にあまり期待できないので」

・先ほどの設問に対して回答理由を聞いてみたところ、「エンジニア」(42.0%)「非エンジニア」(42.2%)共に「年金にあまり期待できないので」がトップとなった。さらに、「不安なので多めに用意しておきたい」(エンジニア:25.6%、非エンジニア21.6%)、「退職金にあまり期待できないので」(エンジニア:21.8%、非エンジニア18.4%)が続いた。
・「その他」の回答では、「老後資金に2000万円必要と報道されたので」という意見が多く見られた。


【調査概要】
調査方法:ネットリサーチ
期間:2019年7月16日~8月9日
対象:全国のエンジニア500名・非エンジニア500名


–メディア関係の皆様へ—
本調査データは、ぜひ記事などでご自由にご活用ください。
記事での紹介・引用時には、エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」調べ、など、調査元を明記ください。
Webサイトでご紹介いただく際は、本記事のURLにリンクを貼っていただけると幸いです。

グラフデータは当ページからダウンロードいただくか、より高画質のデータをご希望でしたら、お問い合わせページよりご連絡ください。

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