ロス市警、容疑者を巻き取って拘束する「投げ縄」射出デバイスを導入

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ロサンゼルス市警察(以下、ロス市警)が、容疑者を負傷させずに文字通り「縄にかける」デバイスを試験採用すると発表した。2019年12月3日付でLos Angeles Times紙が報じている。Wrap Technologiesが提供する「BolaWrap 100」は、片手で持てるサイズのデバイスだ。デバイスのレーザーポインターを容疑者の足元や上体に向けてボタンを押すと、両端に重りが付いているケブラーコードが発射され、狙った体の部分に巻き付くという。

ロス市警では、数百人の警察官が2020年1月から約1カ月半のトレーニングを受け始める。警察官は容疑者と一定の距離を保ったまま、容疑者の身体の自由を拘束できることから、警察官にとっても安全であり、拳銃や電気ショックを与えるテーザー銃などのように容疑者に重傷を負わせることもないという。

従来、拳銃による威嚇では、容疑者と警察官との間に起こる緊張から状況が悪化し不必要なアクシデントも生じていたが、BolaWrap 100は容疑者の身柄を拘束しようとする早い段階での使用を想定しており、容疑者に不必要な苦痛を与えず威嚇しないとしている。

Wrap Technologiesの発表資料によると、BolaWrap 100は長さ約2.5mのケブラーコードを秒速156mで射出し、コードは約3~8m先の対象に巻き付いて絡まる。ロス市警でのトレーニングが成功すれば、全米の警察でも採用されるのではないかとの期待が高まるだろう。

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