BYTON、48インチ4Kディスプレイ搭載の電気自動車「M-Byte 」を2020年後半に発売予定

中国に本拠を置く電気自動車メーカーBYTONは、2020年1月5日、ラスベガスで開催されたCES 2020記者発表会において、電気自動車「M-Byte」の量産および2020年半ばに中国での販売を開始すると発表した。

M-Byteは、全長4875mm、全幅1970mm、全高1665mm、ホイールベース2950mmの電動SUV車。最高時速190kmで、充電走行距離(航続距離)は430~550km(NEDC)だ。150kW高速DCチャージャーを使えば、およそ35分で80%まで充電が可能だとしている。

M-Byteの大きな特徴の1つは、ダッシュボードに据え付けられた48インチの横型ディスプレイだ。「BYTON Stage」と名付けられた4K解像度の湾曲ディスプレイには、スポーツ、天気、株価などの情報を表示できるほか、映画も視聴できる。さらに、オフィスモードもあり、複数の相手とのビデオ会議も行える。ただし、ビデオ会議機能が使えるのは停車中のみで、走行中は音声会議のみ可能となる。

BYTONは、ドライビングを超えた「PLATFORM FOR LIFE」をキーワードに、車載インフォテインメントに力を入れている。通信機能も4G LTEで下り最大速度150Mbpsに対応するだけでなく、5G通信にも対応している。

M-Byteは、2021年にはアメリカでも発売される予定で、800カ所以上のElectrify Americaで利用できるDC高速チャージャー3500台を提供する計画だ。発表会開催時点で、BYTONは既に世界中で6万台の予約があるとしている。

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