2020年はAR/VRエンジニアに注目、求人が前年比1400%増と急上昇――アメリカの求人サイト調べ

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AR/VRエンジニアの活躍の場は、もはやゲーム市場だけにとどまらないようだ。アメリカの求人サイト「Hired」による調査レポート「2020 State of Software Engineers」によれば、2019年のAR/VRエンジニアの需要は前年比で1400%増となっている。美容関係の会社から家具の小売業者まで、さまざまな業種の企業がAR/VRを採用しており、ゲーム以外のより広範なビジネスの時代が到来していると分析している。

Hiredは、企業と技術系人材をつなぐマーケットプレイス。今回の調査結果は、1万社を超える企業と9万8000人以上の求職者が参加するプラットフォーム上に2019年の1年間で集まった40万件以上のデータと、1600人以上のソフトウェアエンジニアへのアンケートに基づいている。

調査結果によれば、2019年の求人はAR/VRエンジニアが前年比1400%増で、他のエンジニアと比べてもその伸びは群を抜いて際立っている。その次に多いのがゲームエンジニア、コンピュータービジョンエンジニアでどちらも146%増、検索エンジニアが137%増、機械学習エンジニアが89%増と続く。2018年にダークホースとして大きく注目されたブロックチェーンエンジニアは、2019年は9%増にとどまり、トレンドの変化がうかがえる。

AR/VRエンジニアの年収は地域によって異なるが少なくとも13万5000ドル(約1500万円)以上で、サンフランシスコでは平均15万ドル(約1650万円)が見込まれるという。ソフトウェアエンジニアの74%が、今後5年間でAR/VRはますます重要になると考えており、46%が2020年に学びたい技術の1つにAR/VRを挙げている。なお、エンジニアが学んでみたいと思う技術の第1位は機械学習で、AR/VRは第2位という結果から、技術者が関心を持つ分野と雇用主が必要としている分野との間にややずれがあるとみられると分析している。

新興技術が注目を集める一方で、フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアの需要も着実に増加しており、2019年はいずれも17%増だった。シリコンバレーだけでなく、全ての企業がハイテク企業へと発展していると調査レポートは説明している。

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