非戦闘員を速やかに脱出させる、軍事後方支援のための計算モデルを米陸軍と共同開発

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米ノースカロライナ州立大学とアメリカ陸軍は、災害対応や人道的救援に際し、非戦闘員を撤退させる軍事作戦を迅速に進めるために使う計算モデルを共同で開発した。

この計算モデルは、広域撤退に際し、地域内に複数の集合地点を設け、そこに避難者たちがポアソン到着するとして、どの集合地点に、どのタイミングで、何台のバス、トラック、ヘリコプターを送り込めば最も早く撤退完了できるかを算出するものだ。

計算モデルの詳細は、防衛関連ジャーナル『Journal of Defense Analytics and Logistics』に2020年2月7日付で掲載されている。もともとは、15万人以上のアメリカ国民が住んでいるといわれる韓国全土から非戦闘員を退去させる作戦に焦点を合わせて開発されたものだが、多種多様な状況で使うことができる。

論文の責任著者であるBrandon McConnell研究助教授は「このツールは作戦計画時点だけでなく、作戦中も使えるようにデザインされている点で、他のモデルとは一線を画すものだ。既存のシミュレーションモデルは洗練されていて精密ではあるが、急激に変化する状況に対応するように設計されていない。この新しいモデルはほぼリアルタイムで動くので、運用が適切なものになる。結局のところ、最善の計画でも実行中には何らかの変更が必要になるものだ」とコメントしている。

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New Tool Aims to Assist Military Logistics in Evacuating Noncombatants

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