NASA、全電動飛行機「X-57 Maxwell」の初飛行を準備中

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Credits: NASA Langley/Advanced Concepts Lab, AMA, Inc

NASAの全電動航空機「X-57 Maxwell」の開発は、初飛行に向けて順調に進んでいる。

X-57の開発計画は、「Mod Ⅱ」、「Mod Ⅲ」、「Mod Ⅳ」といったフェーズを経て進められている。Mod Ⅱは、伊Tecnamの双発プロペラ機「P2006T」に搭載されているレシプロエンジン「Rotax 912S」(100馬力)を60kWの巡航モーターに改装する形で開発されている。2019年10月2日にエドワーズ空軍基地内のアームストロング飛行研究センターに納入されたMod Ⅱは、地上テストを完了し、タキシングテストと初飛行に向けて、巡航モーターと高アスペクト比翼の認証試験中だ。

次のフェーズのMod Ⅲでは、Tecnam P2006Tの主翼を高アスペクト比翼に交換し、巡航モーターの配置を翼端に移す。最終フェーズのMod Ⅳでは、主翼に取り付けた12基の高揚力モーターで離着陸し、上空では2基の巡航モーターで飛行する計画だ。

2つの重要コンポーネントの認証試験はX-57の初飛行に向けて続けられている。将来の電動航空機の認証基準設定に資するというNASAの目標に近づくにつれて、チームの初飛行の日への期待は高まっているという。

X-57の開発を請け負っているESAeroのTrevor Foster事業運営担当副社長は「我々がどれだけ遠くまでやってきたのか、そして、Mod Ⅱの初飛行が近づくにつれて、物事がこの最終段階で集約し始めているのを見ていると、本当に興奮する。これが空を飛ぶのを見るのが楽しみだ」と述べている。

関連リンク

Progress on Cruise Motors, Future Wing Sets Stage for All-Electric X-57 Ground Tests

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