次世代型精密誘導爆弾「StormBreaker」、スーパーホーネットから初の誘導投下試験に成功

レイセオン・テクノロジーズの事業部門のひとつRaytheon Missiles & Defenseは2020年6月15日、米海軍の飛行試験において、F/A-18E/F「スーパーホーネット」からスマート爆弾「StormBreaker」の初の誘導投下を完了したと発表した。

StormBreakerは、最新型の精密誘導爆弾だ。悪天候でも、埃や煙で視界の悪い場所でも、移動するターゲットに命中させることができる、独自の「トライモードシーカー」を備えている。トライモードシーカーは、赤外線イメージング、ミリ波レーダー、そしてセミアクティブレーザーの3モードによる追尾が可能だ。

今回の飛行試験では、StormBreakerはジェット戦闘機から投下後に誘導データを受信、移動するターゲットへと誘導することに成功した。スーパーホーネットは、2020年後半に初期運用能力を獲得する予定で、F-15E Eagleに続いて StormBreakerを搭載する2機目の戦闘機となる。

関連リンク

Raytheon’s StormBreaker® smart weapon completes first guided release from Super Hornet in U.S. Navy flight test

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る