DARPA、最新軍用ドローンの2度目の飛行試験を完了

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アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、2020年8月25日、「Gremlins(グレムリン)」プログラムの一環として軍用ドローン「X-61A Gremlins Air Vehicle(GAV)」(以下、X-61A)の2度目の飛行試験を完了したと発表した。今回の飛行試験では、2020年後半実施予定の空中回収試験をより確実に円滑に実施できるようにするため、飛行中のリスク回避行動にターゲットを絞ったという。

X-61Aは、複数のセンサーを最大重量150ポンド(約6kg)まで搭載でき、さまざまなミッションに対応するための技術を統合できるように開発されている。大きな特徴は、システムの柔軟性だ。グレムリンプログラムでは輸送機「C-130」をプラットフォームにしているが、回収システムは簡便な修正を施すだけで多様な輸送機や兵器システムと互換性があるフレキシブルなシステムだという。また、手頃な価格帯でシステムを構築できることも魅力だ。1つのミッションを終えて空中で輸送機に回収されたドローンは地上に運ばれ、次のミッションに向けて24時間以内に地上で整備完了することが可能になる計画だ。

X-61Aの最初の飛行試験は2019年11月に行われ、今回は2020年7月に数日に渡って実施された。2時間以上の飛行や、C-130と125フィート(約38m)の距離を保った自律的編隊飛行やランデブー飛行も達成したという。

2020年10月には飛行中にX-61Aを発射して回収する飛行試験を予定しており、同一飛行中にまず1機回収し、その後2機を回収したいという。DARPAは、最終的には2020年末までに最大4機のドローンを30分以内に発射して回収できるようにすることを目標としている。

関連リンク

DARPA’s Gremlins Program Completes Second Flight Test in Demonstration Series
Dynetics Flies Second X-61A Gremlins Air Vehicle

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