電動ターボポンプを用いたハイブリッドロケット燃焼試験に成功 千葉工業大学ら

千葉工業大学は2023年3月20日、黒磯製作所および宇部興機と共同で、電動ターボポンプを用いたハイブリッドロケット燃焼試験に成功したと発表した。

同大学は、成層圏まで気球を使ってロケットを引き上げて、そこからロケットを空中発射するロックーン(Rockoon)方式での衛星軌道投入を研究開発している。高度10km以上では気温が低く、ハイブリッドロケットに積まれている液体推進剤の圧力が低下。そのため点火するには電動ターボポンプで推進剤を加圧する必要がある。

今回の実験は、電動ターボポンプによるハイブリッドロケットへの酸化剤(亜酸化窒素)の供給を確認することを目的に、同年3月6日千葉県夷隅郡御宿町の惑星探査研究センター御宿ロケット実験場にて実施。実験の結果、タンク供給された亜酸化窒素を昇圧して燃焼室に供給し、高圧燃焼したことを確認できた。

燃焼スタンドに設置された電動ターボポンプとポンプ吸込口

同大学によると、電動ターボポンプを用いたロケットエンジン燃焼試験は国内初、さらにハイブリッドロケットエンジンでは世界初となる。

今後は同試験で得られた成果をもとに、大型化、高圧化を図る。

関連情報

世界初の電動ターボポンプを用いた ハイブリッドロケット燃焼試験に成功 | Topics/お知らせ | 千葉工業大学

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る