制御電源のフライバック回路に最適な高耐圧900V パワーMOSFETを発売――サージ電圧から保護するためのスナバ回路を削減可能 新電元工業

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新電元工業は9月18日、白物家電、産業機器の制御電源向けに、パワーMOSFET「P4F90VX3」、「P7F90VX3」の2製品の発売を開始したと発表した。900Vの高耐圧により電源設計の自由度が向上すると共に、サージ電圧からMOSFETを保護するためのスナバ回路の削減ができる。

冷蔵庫、洗濯機などの白物家電や産業機器の制御電源ではフライバック回路が多く採用されている。従来ワールドワイド入力の場合、フライバック回路のスイッチング素子向けで耐圧が800V級のMOSFETが既に市場にあるが、設計マージンの確保や部品点数の削減のために更なる高耐圧のMOSFETが求められている。

新製品のパワーMOSFETは、900Vの高耐圧によりフライバック回路で構成される制御電源の設計のマージンを広げ、さらにサージ電圧からMOSFETを保護するためのスナバ回路を削減することができる。また、入力容量(Ciss)が610pF(P4F90VX3) と低く、電源の軽負荷効率を1.7%向上(他社相当品比較)できる。

電源効率比較

用途例には、白物家電(冷蔵庫、洗濯機)や産業機器の制御電源(フライバック回路)、急速放電回路スイッチ、高電圧リレーが挙げられる。

外形寸法図および内部等価回路(単位:mm)

生産工場は、タイのランプーン新電元などである。パッケージは制御電源基板で多く使われるスルーホールタイプのパッケージ FTO-220AG(JEITA: SC-91)を採用。今後は面実装タイプのラインナップの拡充も計画している。

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