アイアンマン風ジェットスーツ、試験飛行に成功――徒歩25分かかる救助現場へわずか90秒で到着

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YouTube/Gravity Industries

『アイアンマン』のように空を飛べるジェットスーツを開発する英Gravity Industriesは2020年9月29日、ヘリコプターを利用した救命救急サービスを提供する英Great North Air Ambulance Service(GNAAS)との共同試験飛行に成功したと発表した。

湖水地方で実施した今回の試験飛行では、Gravity Industriesの創設者兼チーフテストパイロットのRichard Browning氏が、ジェットスーツを装着して谷底から飛び立ち、徒歩で約25分かかる模擬救助現場にわずか90秒で到着した。

Richard Browning氏が開発のジェットスーツは特許を取得済み。背中と腕に装着する5基のガスタービンによって最大出力は1050bhp(約1065馬力)、燃料にはJet A1やディーゼルを用いる。連続飛行時間は5~10分で、これまでの最高速度は時速約137kmを記録している。

湖水地方はイギリスで有名な国立公園で、毎年約1500万人が訪れる。地形が複雑なことから頻繁に救助事案が発生しており、ヘリコプターが近寄れない現場もあることから、ジェットスーツが有用となる可能性がある。

GNAASでオペレーションおよび救急医療のディレクターを務めるAndy Mawson氏は「これまでよりも迅速に一部の要救助者のもとへたどり着けるようになる」と述べ、ジェットスーツを活用した救命救急サービスの展開に自信を示した。

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