セーヌ川をフィットネス・クルーズ――エクササイズマシンを動力にするボート「Paris Navigating Gym」

イタリア・ミラノのデザイン会社Carlo Ratti Associatiは2016年11月29日、イタリアのフィットネス機器大手Technogym、ニューヨークの建築関係NPO Terreform ONE、ブラジル・サンパウロで都市再生を研究するURBEMなどと共同で、セーヌ川を人のエクササイズの運動量で航行するフィットネス・ボート「Paris Navigating Gym」プロジェクトを発表した。

Paris Navigating Gymは、全長20m、45人乗りのボートで、船内に備えるTechnogymの特別製ARTIS(アルティス)エクササイズ機器で行うフィットネスから発生するエネルギーを電力に変える。この「人力エネルギー」でParis Navigating Gymはスクリューを回し、パリ市内を流れるセーヌ川を航行するというプロジェクトだ。
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ボートの屋根には太陽電池が設置されており、この再生可能エネルギーもボートの動力に利用される。ボートに取り付けられたARスクリーンにはフィットネスにより発生するエネルギー量や、セーヌ川の環境データなどが表示される。ボートのガラスカバーは夏には開かれ、パリの眺望を堪能することができ、夜には船上パーティを開くことさえできる。

Paris Navigating Gymのデザインは、有名なセーヌ川の観光遊覧船Bateaux Mouches(バトームッシュ)をリスペクトしたものだという。Carlo Ratti Associatiは、設計から18カ月でParis Navigating Gymを就航できるとしている。

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CRUISING ON THE SEINE (ON A WORKOUT-POWERED GYM BOAT)

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