ドイツのスタートアップ、空飛ぶタクシー「7-Seater Lilium Jet」のデザインを公開

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空飛ぶタクシーの実用化は時間の問題といわれているが、ドイツのスタートアップ企業Liliumは2024年のサービス開始を目指す空飛ぶタクシー「7-Seater Lilium Jet」を発表した。

7-Seater Lilium Jetは全長8.5m、翼幅13.9m、の電動垂直離着陸機(eVTOL)。乗員1人乗客6人の合計7人乗りで、巡航高度3000mを時速280kmで飛行する。航続距離は250km以上だ。

7-Seater Lilium Jetの大きな特徴は、「推力偏向電動ダクト(DEVT:Ducted Electric Vectored Thrust)」と名付けられた独自の推進システムだ。7-Seater Lilium Jetはフラップに36基のダクトファンを備え、離陸時はフラップを下げて垂直に上昇し、フラップを上げて水平飛行する。ダクトファンを駆動するのは小型の電動ジェットエンジン。原理的には旅客機のターボファンエンジンと同じだが、ファンブレードを回転させるのはタービンではなく電気モーターだ。7-Seater Lilium Jetは、2020年に欧州航空安全機関(EASA)のCRI-A01認証を得ている。

Liliumは、2024年にサービスを開始するための資金を得る目的で、特別買収目的会社(SPAC)のQell Acquisition Corp.と合併し、NASDAQへの上場を目指すことも明らかにしている。また、開業時の輸送網(launch network)として、垂直離着陸機用の離発着ターミナル、「バーティポート(Vertiport)」をフロリダに最大14カ所建設する予定だ。

Liliumの共同設立者でCEOのDaniel Wiegand氏は、「7-Seater Lilium Jetの開発と、次の成長段階を発表できることを大変嬉しく思う。我々のビジョンは持続可能で利用使用しやすい高速移動モードを創出し、これをすべてのコミュニティに提供することだ」と、コメントしている。

関連リンク

Lilium announces intention to list on Nasdaq through a merger with Qell Acquisition Corp., and reveals development of its 7-Seater electric vertical take-off and landing jet

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