米海軍駆逐艦、250マイル離れたターゲットをドローンで攻撃

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米太平洋艦隊第3艦隊は、サンディエゴ沖で行われた演習において、駆逐艦から発射した対艦ミサイルを見通し距離を大きく越える250マイル(約400km)先の標的に命中させることに成功した。

「Unmanned Integrated Battle Problem 21(UxS IBP 21)」(無人統合戦闘課題21)と名付けられたこの演習には、有人の水上艦艇や航空機に加えて、無人航空機(UAV)「MQ-9B Sea Guardian」、無人水上艦艇(USV)「Sea Hunter」、「Sea Hawk」などが参加し、有人・無人の能力を統合することによって、戦闘上の優位性を生みだそうとするものだ。

演習では、UAVやUSVは標的に取り付けられたリピーターの発する電磁信号を検出し、ミサイル駆逐艦「John Finn」に中継した。John Finnは、目標のデータを使用して対艦ミサイル「SM-6」を発射し、200マイル以上先でレーダーの範囲を越えた目標を攻撃した。

第3空母打撃群のJames Aiken少将は、「それは実に複雑なものだった。我々は有人・無人の艦艇をチーム化し、実験中の融合的機能も使用した。(ミサイルの発射は)標的に対してアクティブセンサーを使わず、完全にパッシブな形で行われた」と、述べている。Aiken少将は、海軍の照準レーダーは極めて強力だが探知されやすい。この演習によって、目標データを共有するパッシブセンサーのネットワークを使って、目標に探知されることなく照準範囲が拡張できることが証明された、としている。

太平洋艦隊海事司令部主任のRobert M. Gaucher少将は、「太平洋艦隊は、過去10年間に無人航空機について達成された進歩をもとに海軍の無人作戦計画を実行に移すという、海軍作戦部長の意欲に応えている。全般的目標は、全ての領域で無人機能を統合して、海軍作戦部長と艦隊司令官の艦隊運用上の主要な課題をどのように解決するかを実証することだ」と、述べている。

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Unmanned Battle Problem Missile Launch Integrates Manned and Unmanned Systems

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