米空軍、対無人航空機システム「THOR」がドローン群を撃破するアニメーション動画を公開

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AFRL graphic/courtesy

アメリカ空軍研究所(AFRL)は、2021年6月8日、可搬式の対無人航空機(UAS)システム「THOR(Tactical High-power Operational Responder)」が基地防衛シナリオで敵のドローン群を破壊する様子をリアルに描いた新しいアニメーション動画を作成したと発表し、2021年6月9日に、AFRL公式YouTubeチャンネルでその動画を公開した。

ドローンは、米軍基地や人員、インフラにとって新たな脅威となっている。このような敵のドローンやその他の空中飛行物体により増大している脅威に対抗するため、米空軍はTHORを開発した。近距離でも遠距離からでも米軍基地や人員、インフラの安全を確保することがTHORの使命だという。

THORは、ドローンの電子機器を無効化するために使用される指向性エネルギー(DE)兵器の試作品で、ドローン群のような複数のターゲットに反撃し迅速に結果を出すために特別に設計された。

THORは高出力マイクロ波を使用する。ターゲットを特定すると1秒以内に無音の兵器を発射し、衝撃が瞬時に起こる。高エネルギーレーザーは一度に1つのターゲットを破壊できるが、高出力マイクロ波は複数の集団や群れを破壊できる。この独自システムにより基地防衛部隊は、ドローン群による重要インフラへの攻撃を遠距離から阻止することができる。

THORプログラムマネージャーのAmber Anderson氏は、「このシステムが出力するのは強力な電波バーストで、弾丸や網よりも交戦範囲が広く、その効果は無音で瞬時に現れる」と述べた。

THORは20フィート輸送コンテナに収容して、軍用輸送機「C-130」での輸送が可能で、わずか2人で3時間以内に設置できる。

AFRLは数百のUASシステムを撃破した実戦テストで、THORの有効性を既に実証したとしている。

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AFRL’s THOR hammers drones in new video animation

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