積載量60%アップ――自律飛行が可能な混合翼型貨物専用機を開発

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米航空スタートアップのNATILUSは、費用対効果の高い自律型貨物専用航空機「Natilus 3.8T」を開発中だ。独自の「ダイヤモンド」貨物室と混合翼を備え、同サイズの航空機と比べて、積載量を60%増加し、運用コストとCO2排出量を50%削減できるとしている。

従来の航空機は乗客に最適化されているので、筒状の胴体に長方形のパレットを置くことになり、デッドスペースが生じている。同社は貨物に特化した矩形断面のデザインを採用することで、航空機内のスペースを有効活用している。

Natilus 3.8Tのペイロードは3.8トン、航続距離は900海里(1667km)、巡行速度は220KTAS(約407km/h)だ。同社は短距離輸送用のNatilus 3.8Tのほか、国際貨物輸送に向けた大型貨物機も開発中だ。

また、米国連邦航空局(FAA)の認可を受けたオートパイロットシステムを採用している。オペレーターは地上から遠隔操作可能で、一人で複数の航空機を管理できることから、航空業界における深刻な人手不足の解消に役立つと期待される。既存の設備や貨物コンテナを流用できるのも利点だ。

現在、2回目の風洞試験を終え、実物大試作機の初飛行を2023年に予定している。ドローンサービスを展開するカナダのVolatus Aerospaceをはじめ、複数の企業から440機以上、60億ドル(約7000億円)以上のプレオーダーを受けている。

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