独BMW、完全電動SAV「iX M60」を公開――レアアース不使用の磁石レスモーターを搭載

独BMWは、フラッグシップモデルとなる電気自動車(EV)「iX M60」を公開した。iX M60は、「innovation(革新)」の頭文字iを取った革新的な環境配慮型モデル「iシリーズ」、SUVシリーズの「Xシリーズ」、モータースポーツ仕様モデルの「Mシリーズ」の特徴を併せ持っているスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)だ。

iX M60のエネルギー消費量は100km当たり21.7~24.7kWh(欧州仕様)で、最高出力は455kW、最大トルクは1100Nm。航続可能距離は最長566km(欧州仕様)で、0-100km/h加速は3.8秒だ。

iシリーズではバリューチェーン全体で責任ある資源調達を行い、カーボンフットプリントを最大限減らす取り組みを徹底しており、iX M60の開発から生産までの過程においてもそのアプローチを貫いている。高電圧バッテリーに必要なコバルトとリチウムは、BMWグループがオーストラリアとモロッコから調達しており、供給源で資源は適切に管理されている。

また、iX M60に搭載されている電動モーターは永久磁石を使わない構造設計になっており、その結果、通常はローター製造時に磁性部品には欠かせないレアアースを、全く使用していない。アルミニウムについては、太陽光発電所の電力を利用して製造されたものを購入している。

iX M60は、2022年1月にアメリカのラスベガスとオンラインで開催された国際見本市「CES 2022」で初公開され、同年6月から世界市場で販売開始予定だ。

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BMW iX M60:電気で駆けぬける、昂奮のさらなる領域へ

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