アメリカ陸軍次世代ヘリコプター「DEFIANT X」が試験飛行を完了

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Lockheed Martin Sikorsky-Boeing photo

米Lockheed Martinの子会社のSikorskyと米Boeingは、次世代型軍用多目的ヘリコプター「DEFIANT X」が、フロリダ州パームビーチでのFLRAA(Future Long-Range Assault Aircraft)ミッションプロファイル試験飛行に成功したと発表した。アメリカ陸軍が保有するヘリコプターにおける両社のシェアは、合計で90%を占めている。

特徴的な二重反転ローターを備えるDEFIANT Xは、試験飛行において、米陸軍の性能要件であるフライバイワイヤによるLevel 1 low-speed agility、時速245ノット(約454km)を超える水平飛行、60度以上でのバンクターン飛行、2400kgの誘導多連装ロケットを装備したミッション遂行能力など、卓越した性能を実証したという。

元アメリカ陸軍上級飛行士で、SikorskyのDEFIANT XチーフテストパイロットであるBill Fell氏は、「DEFIANT Xは、時速236ノット(約437km)の水平飛行から機体を水平に保ったまま着陸地点上空で急減速し、垂直着陸を難なくこなし、FLRAAのミッションプロファイルを達成した」と語っている。DEFIANT Xは、Sikorsky X2技術を採用することで、fly-by-wire制御による低速での操縦性と高速飛行を両立し、敵の砲火に晒されることなく敵陣深くで作戦行動が可能だとしている。

元アメリカ陸軍中尉で、Boeingの陸軍システム担当副社長であるTony Crutchfield氏は、「太平洋地域では、作戦ラインが広範囲に分散しており、小規模な基地や船上および小島などに補給基地を配置するため、DEFIANT Xを用いて狭い地形でも俊敏に機動し、より多くの資産を運搬することが、敵よりも早く戦闘力を高めて勝利に繋がる」と述べている。

関連リンク

DEFIANT Executes FLRAA Mission Profile with Unsurpassed Speed, Maneuverability and Agility in High-Speed, Low-Level Operations and Confined Area Landings

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