通信モジュール側にルーター機能を実装した産業用小型LTEルーターを販売開始 アムニモ

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アムニモは2022年4月20日、新アーキテクチャを採用した産業用小型LTEルーター「コンパクトルーターAC10」の販売を開始した。ルーター機能を、IoT機器等に実装されるLTE通信用の通信モジュールのプロセッサに実装する新技術を開発し、実装している。

ルーター機能や周辺機器インターフェースを制御する機能は、これまで通信モジュールとは別に搭載されたプロセッサに実装されることが多かったが、今回、新たな技術を開発。通信モジュール側にルーター機能や周辺機器インターフェースを制御する機能を実装し、外部プロセッサやその周辺回路を大幅に削減しながら、IoTデバイスとして必要な機能を持つ。

新技術による装置構成

同社が開発したファームウェアにより、ルーター機能や周辺機器インターフェースを制御する機能を実装しているため、問題があった場合に迅速に対応できる。また、今後の機能拡張もフレキシブルに実施できる。

Ethernetのインターフェースを実装したコンパクトルーターAC10は、こうしたシンプルな構成のIoTデバイス第一弾として開発。常時接続を前提とした設計思想で開発している。加えて、同社が持つ独自技術である電源バックアップ機構や、複数SIMカードの切替制御の機能も実装。小型で安価かつ高い信頼性で運用できる。また、LTE用のアンテナを内蔵。設置の際に、別途アンテナを購入する必要がなく、コストを低減する。

コンパクトルーターAC10は、電源パックアップ機構を搭載。外部電源が遮断された後も、10秒以上動作し続ける。書き込み中の処理を完了することでメモリーのクラッシュを抑制。保守者への通知も実施するため、迅速に障害の原因を調査できる。

複数SIMへの対応により、通信キャリアの障害時にネットワークを切り替え、通信を短時間で復旧できる。内蔵アンテナの実装により、外部にアンテナを装着せずにLTE通信を利用できるが、外付けアンテナ用の同軸コネクタも装着している。

今後、VPN(IPSec)の実装を予定。安全性の高いVPN接続で、複数の拠点間のネットワークを構築できるようになる。ファームウェア二重化によるバックアップにも対応。メモリーのエラーに対し、強い耐久性を持つ。保守運営に関する作業は、同社提供のクラウドサービス「デバイス管理システム」と連携し、クラウド経由で実施できる。

LTE通信はカテゴリー4(上り最大50Mbps、下り最大150Mbps)。EthernetポートはRJ45コネクタ、10/100BASE-TX対応1ポートとなっている。大きさ126×66×28mm、重量120g。販売は2022年4月20日からで、納品は7月を予定している。

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