業界最小クラスの小型/軽量カメラモジュールの後継機種を発売 タムロン

タムロンは2022年8月26日、業界最小クラスの小型/軽量カメラモジュール MP1010/MP1110シリーズの後継機として新機種MP3010M-EVを発売すると発表した。オープン価格で、発売は8月29日の予定となっている。

MP1010/MP1110シリーズは2016年1月に業界最小クラスの多用途ズームカメラモジュールとして発売され、検査機器やドローンへの搭載などの目的で使用されている。その後、自動化やデジタル化の流れが進み、品質や安全の確認、作業支援などニーズが多様化するなかで、感度の向上や機能の充実を図った。

MP3010M-EVは、従来機種MP1010/MP1110シリーズとの互換性を重視し、同一サイズにしたほか、カメラモジュールの取り付け穴寸法や穴位置も継承。業界最小クラスの小型光学10倍ズームレンズも維持した。

そのうえで性能の向上を図り、最新の高感度イメージセンサーを採用。最低被写体照度0.1lxを実現したほか、屋内や屋外の夜間撮影に効果的なDay/Night機能も搭載し、幅広い用途に対応できるようにした。また、最新世代のEISを搭載し、水平/垂直/ローテーション補正もできる。

出力方式は、従来機種と互換性のあるデジタルFULL-HDビデオ、アナログSDビデオ(NTSC/PAL)のLVDS出力に加え、HDMI Type D(Micro HDMI)コネクターを搭載し、HDMI経由での映像出力も可能にした。

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