1005サイズ中高耐圧積層セラミックコンデンサーを商品化――自動車や情報インフラ機器向けに従来品比で体積75%削減 太陽誘電

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

太陽誘電は2019年4月25日、1005サイズ中高耐圧積層セラミックコンデンサー「HMK105B7103KVHFE」など9アイテムを商品化したと発表した。サイズは1.0×0.5×0.5mm、定格電圧は100V、公称静電容量10000pFで、同社の従来品「HMK107B7103KAHT」から約75%の小型化を実現しており、車載用受動部品に対する認定用信頼性試験規格「AEC-Q200」に対応している。

自動車では近年、マイルドハイブリッドに代表されるように48Vで駆動する電源回路が増加傾向にあり、また基地局通信装置やサーバーなど情報インフラ機器は、IoTの進展に伴い高性能化が進むとともに、高効率化のため電源回路にスイッチング方式のDC-DCコンバータ-が使用されている。これらの電源回路では、電源ラインの入力側のノイズ対策やスイッチングで生じるノイズ対策向けのスナバ用途に積層セラミックコンデンサーが搭載されている。

さらに、これらの機器では信頼性を重視して定格電圧100Vのコンデンサーが使用されているが、機器の高機能化や高密度実装化に伴い、搭載される積層セラミックコンデンサーにも小型化が求められている。

そこで同社は、これまで培ってきた材料技術やプロセス技術などを高度化することで、従来品から約75%もの小型化を実現したHMK105B7103KVHFEを商品化した。自動車のボディやインフォテイメント、基地局通信装置やサーバーなど情報インフラ機器の電源回路向けノイズ対策用途やスナバ用途で使用される。2019年4月から同社の玉村工場にて月産1000万個体制で量産を開始しており、サンプル価格は1個5円だ。

関連リンク

プレスリリース

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る