金属入り通い箱に貼付しても、一括読み取りができるRFIDタグを開発 トッパン・フォームズ

ラベル形状のRFIDタグ(左)と金属製品が入った通い箱に貼付したイメージ(右)

トッパン・フォームズは2022年9月12日、金属入り通い箱に貼付して一括読み取りができるRFIDタグを開発したと発表した。

製品物流分野では鉄パレットの管理や空き箱の返却/仕分け、在庫把握などの用途でRFIDが活用されている。しかしRFIDは近くに金属が存在するとその影響で正常な通信ができなくなることがあるため、金属製の製品が入った箱に取り付けても、すべて箱の情報が読み取ることができないという課題があった。

同社では、アンテナを改良することで金属製品が入った通い箱に貼付しても、金属の影響を受けずに一度に情報読み取りが可能なRFIDタグを開発した。同タグは連続生産ができるラベル形状を採用しており、低コスト化にもつながる。

今回開発したRFIDタグは、アイシンでの採用が決まっている。

なお、本製品は、2022年9月14日(水)〜16日(木)に東京ビッグサイトで開催される「第24回自動認識総合展」に出展される。

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