AirBus、先進的オープンファンエンジン搭載実証機の飛行試験を実施予定――ゼロエミッション機の実現を目指す

2022年7月19日、欧州の航空宇宙機器開発製造大手のAirbusは、CFM Internationalと共同で、最先端のオープンファンエンジン搭載機の飛行試験を行うことを発表した。CFM Internationalは、航空機エンジンメーカーの米GE Aviationと仏Safran Aircraft Engines(以下、Safran)が共同出資して設立した合弁会社だ。

AirbusとCFM Internationalは、GE AviationやSafranとともに、2050年までに航空業界の純炭素排出量ゼロを達成するという目標を共有しており、定められたスケジュール内でゼロエミッション機を実現するために必要な技術を開発し試験を実施している。

オープンファンタービンエンジンの開発は、技術開発プログラム「CFM RISE(Revolutionary Innovation for Sustainable Engines)」の一環として行われている。まず、米カリフォルニア州にあるGE Aviationの飛行試験オペレーションセンターで、エンジンの地上試験実施に加えて飛行試験の検証をすることになっている。その後、2020年代後半~2030年代初頭に、フランスのトゥールーズにあるAirbusの試験施設でエンジンを搭載した「Airbus A380」の飛行試験を実施する予定だ。

飛行試験プログラムでは、エンジンと翼の統合ならびに空力性能、推進システムの効率向上に関する理解を深め、現在最も効率の高いエンジンと比較してCO2排出量を20%削減する燃料効率の向上など性能上のメリットの検証、音響モデルの評価、100%持続可能な航空燃料(SAF)との適合性確認など、将来のエンジンと航空機の効率向上に貢献する可能性がある複数の目標達成を目指す。

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Airbus and CFM International launch a flight test demonstrator for advanced open fan architecture

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