中国のXPENG AEROHT、ドバイで空飛ぶ自動車の公開飛行に成功

中国の電気自動車メーカーXPENGの関連会社であるXPENG AEROHTが2022年10月10日、ドバイで開かれた国際技術イベント「GITEX GLOBAL 2022」にて、空飛ぶ電気自動車「XPENG X2」の公開飛行試験を実施した。

今回の飛行試験は、ドバイ民間航空局の協力の下、在ドバイ中国領事館やドバイ経済観光庁、報道陣など150 人超の前で実施された。XPENG X2は、同局から安全性や飛行操作プロセス全体についての評価を受けとった。中国企業の有人自律飛行体が中国国外で運用リスク評価を完了したのは初めてだという。

XPENG X2は、同社が開発する5代目の電動垂直離着陸機(eVTOL)。座席2つ、重量560kg、最大積載量200kg、航続時間35分、最高飛行速度130km/hで、空気力学を考慮したしずく型のデザインや密閉型のコックピット、軽量化のため炭素繊維製の機体を採用している。手動と自律両方の運転モードを装備しており、自律飛行中は単純なボタン操作だけで安全な飛行体験を提供する。観光や医療輸送など近距離の低空都市飛行に最適だとしている。

関連リンク

XPENG X2 COMPLETES FIRST GLOBAL PUBLIC FLIGHT IN DUBAI
XPENG X2 APPLICATION SCENARIOS

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る