米空軍、極超音速ミサイル配備に向け前進――爆撃機への装填手順を検証

  • Tweet
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

PHOTO BY: Airman Nicole Ledbetter

米空軍が、極超音速ミサイル「AGM-183A」の空中発射型即応兵器(ARRW)配備に向けた準備を進めている。2022年12月4日、開発を担当する米Lockheed Martinと共同で戦略爆撃機「B-52」への装填手順を検証し、着脱の標準手法を開発したと発表した。

AGM-183AのARRWは、ブースターで加速してマッハ5以上の極超音速に達した後、弾頭部を切り離して目標に向かって滑空する。即時対応が必要な固定目標を、紛争環境でスタンドオフ距離から狙えるように設計されているほか、重武装で防御された地上目標に対して迅速な応答攻撃を可能にする。

今回、配備に向けた次のステップを踏みだしたことについて、B-52軍備システムのマネージャーを務めるCaleb Nolen曹長は「これはB-52の広範囲に及ぶ能力を実証するものであり、ARRWシステムにより、さらなる戦闘力を与えます」と説明した。

米空軍は2022年5月と7月に発射試験に成功。今回着脱手順が検証できたため、2022年内に実弾での発射試験を終えた後、生産に入る。早ければ2023年秋から運用を開始するとしている。

関連リンク

AFGSC takes next steps in making Air Force’s first hypersonic weapon
米空軍、爆撃機からの超音速ミサイル発射試験に成功――マッハ5以上の極超音速に到達
米空軍、超音速ミサイル弾頭の作動に初成功

関連記事

アーカイブ

fabcross
meitec
next
メルマガ登録
ページ上部へ戻る