モノづくり情報を現物上にピンポイントでデジタル表示するソリューションを販売 ラティス・テクノロジー

ラティス・テクノロジーは2023年5月31日、後工程での3Dデータ利活用を推進するXVL Web3D Managerで、現実の拡張表現に対応する「XVL Web3D Manager AR オプション(以下、XVL AR)」の販売を開始した。モノづくり情報を現物上にデジタル表示する。1ライセンス定価600万円~、年間保守費用120万円~(初年度から)。各税抜き。

従来、検査業務では、検査情報を2D図面と現物とそれぞれ行き来しながら確認するが、検査項目が多くなると、慎重に進めても見逃しが発生していた。

XVLは、PMI(製品製造情報)として、3Dモデルに表面処理などの加工情報や公差情報、注記、寸法など検査に必要な設計情報を表現できる。XVL ARを利用することで、現物上にピンポイントで、検査に必要な情報をデジタル表示できるため、直感的にモノづくり情報を伝達できる。検査時の見落としを防止し、現場の効率化や、新規作業者への教育期間を短縮する。

通常、ARコンテンツの作成にはプログラミングスキルが必要になるが、XVL ARはテンプレートファイルを利用できるため、プログラミングスキルなしで、利用用途に合わせたARコンテンツを柔軟に作成できる。

また、iPad専用「XVL Web3D AR アプリ(以下、アプリ)」により、現物にセマンティック PMIや製造情報をデジタル表示できる。アプリの対象OSはiPad OS 15、16。対象デバイスは運用に合わせて選定する。

関連情報

現物上にモノづくり情報をデジタル表示、工場 DX を加速する「XVL Web3D Manager AR オプション」 (XVL AR) をリリース | 2023年 | ニュース | ラティス・テクノロジー株式会社

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