48軸制御のEVモーター用セグメントコンダクタコイル加工機を発売 アマダプレスシステム 

アマダプレスシステムは2023年6月2日、48軸制御で最大20種類の形状をプログラム操作のみで切り替えできる、電動自動車モーター用セグメントコンダクタコイル加工機「ES-1A」を、同年7月に発売すると発表した。

同加工機は、48軸制御によって1台で6工程を加工可能。プログラム操作のみで最大20種類の形状を加工できる。

新たに開発した平角銅線曲げシステムとトランスファシステムによって各工程をオーバーラップさせることで、高速で高精度な加工ができる。本体と同期する付属アンコイラが線材をスムーズに送出し、コイル成形に影響するバックテンションを軽減する。新開発の矯正機構によって平角銅線の残留応力を除去。真直度が向上する。

6工程の加工が可能であるにもかかわらず、コンパクト設計の筐体も特徴だ。

加工プロセストランスファ図

対応線材は2~6 × 1~3mm(w×h)で、展開長は170~700mm。生産速度は毎分30個。本体重量は3650kgで、制御装置はWindows、ソフトウェアはES。

販売価格は1台9800万円(税別)で、年間5台の販売を目指す。

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